GR&R
こちらの記事でANOVA法を使ったGR&Rの解説をした。今回はこれをエクセルのテンプレートにしてみた。 chemstat.hatenablog.com エクセルファイルのアップロードははてなブログの仕様上できないようなので、Googleスプレッドシートで公開した。 例によってなに…
こちらの記事でANOVA法を使ったGR&Rの解説をした。今回はこれをエクセルのテンプレートにしてみた。 chemstat.hatenablog.com エクセルファイルのアップロードははてなブログの仕様上できないようなので、Googleスプレッドシートで公開した。 例によってなに…
前回平均値-範囲法のGR&Rの解析方法を説明した。しかしこれはエクセルがなかった時代に簡易的に計算する方法として用いられていた手法である。現代であれば分散分析表からGR&Rを計算するほうがよい。 ということで今回はANOVA法を用いた解析方法について解説…
前回まででやっとデータの準備までしたが、4回目にしてようやくGR&Rのデータ解析方法を解説する。 今回は平均値-範囲法でやってみる。 使用するデータ 今回はGR&Rを行うデータとして、下記のデータを使用する 測定者:二人(Aさん、Bさん) 部品数:3個 繰…
前回は手法の話だったが、今回からはGR&Rの具体的な手法について解説する。この記事ではデータ取得の為に何が必要かを説明していく。 ①評価する製品を準備する。 ここで評価する製品はランダム抽出ではなく、恣意的に選ぶことが推奨されている。 製品のばら…
前回概要を説明したGR&R。 大きく分けて二つの手法がある。 ①平均値-範囲法 (Average Range Method) ②分散分析法 (ANOVA Method) 測定は全く同じなのだが、分散を計算する際の手法が異なっている。計算の詳細は後々説明することにして、ここでは計算の概略に…
製品を作る上で製造安定性の改善は永遠の課題である。ひとたび製品化が決まれば、原料の管理や製造プロセスの改良を繰り返し、安定的に製造する方法の模索が始まる。 一方で、いくら安定的に製造していたとしても、それを評価する手法のばらつきが大きいと、…