統計ソフトで共分散分析を行うと分散分析表を得ることが出来る。得られる数字の意味は過去の記事で一通り解析したのでそちらをご覧いただきたい。
全体というのは、を回帰式としたときの残差平方和である。
自由度1の回帰式を使っているので、残差の自由度は14になる。
この全体の残差と、これまで計算してきた残差の関係を示すとこのようになる。
単純に全データの平均値をとった状態から、情報(x成分や、グループ)を追加すると、その情報によっていくらかは「変動」として説明可能になり、残差が減少する。
この時の増えたり減ったりした残差を見ながら検定を進めているのだ。